ハイレスポンプとは、シリンジ構造のポンプです。
従来のシリンジポンプでは、シリンジ内に一度吸込み動作を行い
その後定量吐出する方式の為、吸込み動作が終わるのを待つ必要がしました。
よって連続吐出できる時間が限られていました。
しかし、ハイレスポンプは吸込みしながら吐出が出来る
まったく新しい構造を用いることで、フルタイム吐出が可能なポンプです。
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シリンジ構造・部品材質等により、
シェアがかかると変質する水溶性塗料専用となっています。
シリンダ部分に耐圧ガラス管を用いることで流動の目視確認が可能となっています。
ハイレスポンプを用いたシステムをハイレスポンプシステムと呼んでいます。
ハイレスポンプ導入の目的とメリット
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導入目的 |
メリット |
1 |
塗料配合ミス防止 |
配合ミスの検証が出来る。 |
2 |
完全無脈動吐出(50cc〜200cc) |
プラネタリー連続吐出機構の採用により 超安定吐出が可能です。 |
3 |
ノンシェア供給 |
塗料性状変化防止=水性対応 |
4 |
内部流動可視対応 |
ガラス管仕様の為、塗料供給動作の目視確認が可能 |
5 |
小型軽量 |
廃液削減/設置スペース縮小 |
6 |
液溜まり無(容積30cc) |
色替え洗浄に優れる |
7 |
オーバースプレーの防止 |
吐出量制御が正確、吐出量設定が簡単(設定器入力) |
8 |
塗膜仕上げの均一化 |
スプレー直前混合の為、塗膜変化無 |
9 |
ゴミ不良率の低減 |
塗料、硬化剤にゴミ混入が無くなる。 |
10 |
作業環境の改善 |
主剤の計量、ミキシング等の作業不要
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